人・音・織・機

2016.12.20火-30金 11:00-18:00 26日のみ休廊

これからの創造のためのプラットフォーム 第15回

毛織物の産地として有名な尾州では、明治から受け継がれてきた織機によって今も魅力的 な布地が生み続けられています。本展覧会では、尾州の織物産業を隈なく取材・発信し続 けている写真家、末松グニエ文さんを招き、この織機から広がる世界を、写真、音、映像 インスタレーション、さらにはトークイベントによって多面的に捉えます。また期間中には、 中国雲南省のタイ族に伝わる「音を奏でる織機」の研究者、伊藤悟さんによるレクチャー と実演を開催し、「音」を媒介とした人と織機との根源的な関係性についても考えます。

 

関連イベント

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12.24 土 18:00 – 20:00 会場 : nakaniwa

第 1 部 : レクチャー「音を奏でる織機」伊藤悟

(人類学者、日本学術振 興会特別研究員)
第 2 部 : ライブ 伊藤悟 (織機演奏) + 前林明次 (音響デザイン、IAMAS教授)

伊藤悟 | Ito Satoru

文化人類学、民族音楽学を専門に研究。 主に雲南省徳宏州とタイ北部にて、タイ族 の音文化や伝統芸術の変容に関する研究に従事し、伝統知識や技術を自身で学びながらフィールドワークをおこなっている。

2

12.25日 14:00 – 17:00 会場:STENPORT

第 1 部 : アーティスト・トーク 末松グニエ文(写真家)
第 2 部 : 座談会「織機・産業・尾州とこれから」末松グニエ文/ 足立聖(有限会社カナーレ)/葛谷聰(葛利毛織工業株式会社専務取締役)

末松 グニエ文 | Suematsu Aya

愛知県一宮市生まれ。生家近くの機屋から聞こえてくるションヘル織機の音を聞いて育つ。2009年より「せんい産業」をテーマに作品を撮りためる。フリーランスフォトグラファー。

http://hitsuji-photo.com/

 

これからの創造のためのプラットフォーム

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]

http://sozonoplatform.blogspot.jp
アート、デザイン、思想、暮らし等の様々な領域の実践者の知見に触れながら現代社会の課題を考察し、思考の可動域を広げ、これからの時代の「創造」のあり方を探るプロジェクト。

 

ご予約・お問い合わせ

「これからの創造のためのプラットフォーム」sozoplatform@gmail.com