en plus展

2016.6.8水-25土  日・月曜休 11:00-18:00

 

ケニアのサイザルバスケットや布ものや木のものがたくさん並びます。

バスケットにつけられる、コナヤの真鍮の作品も並びます。

オンプリュとコナヤ、共に神奈川の逗子にアトリエを構えています。

 

オンプリュ、コナヤ 在廊日 6.11土

 

 

 

ケニアでは、みんながバスケットを編んでいるの?と言われますが、サイザルバスケットは、マチャコス、キツイ地方のカンバ族の女性が作っていて、バスケットを作っている村もあれば、作っていない村もあります。まとめ役の人がちゃんといないと、作らなくなってしまうようです。同じ素材で同じ職人たちにバスケットを作ってもらってもう10年以上になりますが、スムーズにいかないことの方が多く、今年の春はエルニーニョ現象によりモンスーンが多く雨が多かったことで、畑で農作物を作る半農、半バスケット生産者のお母さんたちは畑が忙しく、バスケット作りが進まないということがありました。そしてどの職人も作りやすい、小さいバスケットからつくりはじめて、大きいバスケットが出来上がらないということも。バスケットを作る人がいなくならないようにしたいなと思います。

 

木の生産者の村にはじめて訪れた際には、みんなが、動物の像を持って寄ってきました。そこに「動物は一切いらないから、見せないで」というと、うるさかった職人たちがシーンとしました。「お前動物いらないで、何しにきたんだ」という空気。指示書を見せて、サンプルを作ることからお仕事がスタートしました。サンプルができるまで3泊4日村に滞在。1日に1回フルーツを職人に振舞っていたので、(バナナや、アボカド、マンゴーなど村の屋台で売っている)このフルーツがもらえないことのないよう、みんなが私の行動を監視するということに…。

入荷の度に、サンプルはあるはずなのに、あれ、少し大きくなってる?あれ、何かが違う?ということが毎回あります。ナイロビのバスターミナルからリアカーをひいてアパートまで来る職人は、来る時にはすっかり疲れているので、チャイとゆで卵の準備はかかせません。

 

日本でデザインを考えて、ケニアに行き生産者にデザインを渡して、遠く離れたケニアから、日本のお客様に完成したものを届ける。とってもシンプルなことが、なかなかスムーズにいかない。荷物が無事届くまで、なぜかすごく怒ってしまったり、必死にならないと、真剣さが伝わらず、いつまでたっても荷物が届かない。はじめた頃も、いまもやっぱり一所懸命、一つ一つのことに対処していく。その繰り返しです。いろんな問題は起こるけれど、ハンディクラフトが好きという気持ちは変わることがありません。

 

日本から遠く離れたケニアから日本に商品をお届けする。この仕事を続けていけていること。ご縁のある皆様に感謝ばかりです。

 

en plus 中島志保

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